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* 第5回おきらくカフェ * 〜 夫への介護体験について 〜

こんにちは、地域支援室の松尾です^^

平成29年8月18日(土)に第5回のおきらくカフェを開催しました✨

今月は、第2週目がお盆前ということもあり、第3週目に変更して行いました!!

今回は、新しく来られた方(Aさん)から、夫を介護していた時の体験談を皆さんに話していただきました。

 

当時、夫と子供3人(大学、高校、中学)との生活を送らていたそうですが、ある日を境に生活が一変されたそうです。

夏のある日、高校生の子供は夏合宿に行っており、中学生の子供は自宅で、過ごしておりました。

いつものように夫が会社へ出勤し、Aさんは日課の散歩を行い、自宅に戻って休んでいたそうです。

その時、夫の会社から事故に巻き込まれたと電話連絡があったそうです。。。

現場で夫の上に、足場が崩れて事故にあったとのことでした。

救急搬送されましたが、脊椎を損傷しており、その病院では対応ができないとのこと、また他の病院でも対応できないとのことで、、、

専門の福岡県にある脊損病院に搬送することになったそうです。

当時は、ドクターヘリがなかった時代で、自衛隊に要請し大橋球場(現ビックエムスタジオ)から飛び発ったとのことでした。

病院に着き、待っている際に、廊下に多くの車いすが並んでいたそうで、それを見て今後の夫の生活を悟ったそうです。。。

脊椎を損傷したことにより、首から下が動かなくなっており、そこから1年7か月治療・リハビリのため、入院生活が続いたそうです。

自宅へ戻ってから首から下は、力が入らないため排泄、洋服の着脱、褥瘡にならないように数時間おきの体位変換など22年間に渡って、介護をされたお話をされました。

入院中、大学に通っている子供が、学校を辞めて働くと言ったそうですが、辞めても何にもならないと話、ちゃんと大学を卒業させたそうです。

 

Aさんのお話の中で介護中の夫から「ありがとう。」の言葉が一番介護をしていて心に残っているそうです。

 

今回、曜日変更や夏休みで孫さんを見ないといけないなどの理由で、参加者が少なかったですが、実際の体験談を聞け、多くの人に聞いてもらいたいため、別の回に再度、体験談を話していただこうと思います。

参加されている方々、それぞれ体験談や実際に介護をされているお話など聞くことができます。

悩みがある方、お話をしたい方、ぜひ一度来てみて下さい。

『9月のおきらくカフェ』は、第2土曜日の【9月9日】に開催します。

テーマは、『体験しよう介護技術』もう介護は卒業したと言う方も、まだまだという方も、いつか役立つ介護技術!!

見えないけど大切な言葉かけ、基礎から一緒に学びましょう^^

 

 

 

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