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6.262017
* 第3回おきらくカフェ * 〜 受診の際の心がけ 〜
こんにちは、地域支援室の松尾です^^
平成29年度のおきらくカフェは、偶数月を『介護・認知症』に関する情報を伝える機会にしています!!
今回は、斉藤正彦先生の認知症がわかる講座「受診の際の心がけ」のビデオ約30分間の上映を行いました。
○斉藤正彦先生から、家族様が付き添っていった場合の病院受診の心掛けとして、、、
① 本人を傷つけない。
➡︎受診をしたために、本人が傷ついては元もこうもない。
② 診察室に入ったら、本人を差し置いて喋らない。
➡︎ご家族は、聞かれる前に、本人を差し置いて口を出さない。
➡︎本人が間違っても、発言を遮り、「いいえ違います。」と、その場で訂正をしない。
『実際の情報などは診察後などに医師と話をすればいい。』
③ 座る場所は、患者さんの後ろに座った方がいい。
➡︎患者さんが医師と直接対話できるようにする。
④ 現在の病気の診断や治療法の選択に重要な手掛かりとなるので、家族歴、生活歴、既往歴を簡略 したメモを作っておく。
➡︎情報提供ができるようにしておく。
※既往歴とは、これまでかかった病気の履歴のことです。大きな病気だけでなく,薬の副作用, アレルギー,交通事故,出産経験,健康状態なども含まれます。
上映後は、ビデオの感想や家族・自分自身を含めた病院に関する内容で語り合いました☕️☕️
その中で出た意見として、、、
* 夫を病院に連れて行ったが、夫の顔を先生が見ないで診察をしたため夫が怒った。
* 病院に一緒に行くと、自分のことを言ってしまう。
* どこを選んでいいのか。病院のどこを受診したらいいのか、分からない。
* 病院の評判などウワサなども大切だと思う。
* 医者自身、合う合わないがある。
* 癒される先生がいい。
* 受診の際、主治医に自宅での様子など、簡潔にしてメモを渡している。
* 母と同居していた姉が、母の状態が分かるようにメモをしていたので、兄弟間で情報を共有することができ、母の異変にも気付くのが早かった。
* 本人に病状を言ってしまい、閉じこもりになった人もいた。
* 不安をあおってしまうため、何の病気で病院に行くのか説明をしていく。
* 病気の内容を受け入れるのに年齢、性格も関係すると思う。
*「〇〇病院の△△先生が良い。」「□□先生が良く診てくれて上手よ。」など、色々な話が出ました。
最後は、「信頼ができて、何でも話せる先生ならいいのではないか。そんな先生にあたればいい。」との結論がでました^^
色々な不安があり、親身になって、寄り添ってくれる人を求めているのだなと。。。もちろん技術も大事なのでしょうが、いかに相手の立場になり、一緒になり、向き合っていくことが大切なのだと改めて実感をしました✨✨
これからも継続して、地域に寄り添い、頑張っていきます!!
次回は、7月8日(土)14:00~15:30
食欲が落ちる夏場だからこそ、栄養管理は大切なので、管理栄養士と涼しげなゼリーなどを作って、夏を乗り切るたえの栄養管理について学びましょう🍨🍧