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12.162016
♨️ 特養 喜楽苑 入居者一泊旅行 ♨️ 〜 雲仙 青雲荘 〜
こんにちは。特養喜楽苑施設長の浦岡です^^
今回は、去る平成28年11月29日、30日にかけて実施した、『特養喜楽苑 入居者一泊旅行』の報告をさせていただきたいと思います✨✨
今年度の一泊旅行担当者は、船橋氏、陣内氏ですが、二人とも一泊旅行の担当は初めての経験で、計画段階より多少の戸惑いがあったようです。
しかし、当苑においては、毎年1,2回の入居者一泊旅行を20年継続しているため、伝統的に先輩職員が何かとフォローできるという強みがあります!!
また、ここ数年の旅行先及び宿泊旅館は、【 雲仙 青雲荘 】さんにお世話になっており、同行する職員のみならず、当該旅館のスタッフの皆様も、手慣れた中にも、手厚いおもてなしや心配りをして頂けるので、安心して入居者様をお連れすることができるのです。
では、一泊旅行に参加いただいた入居者様をご紹介します。
少し雲仙特有の、硫黄の臭いが苦手なS様、今年6月に入居されたO様、普段はおとなしいI様、ムードメーカーのU様、唄が大好きなT様、以上5名様です。
それに、私浦岡と担当職員2名のほか、森本看護職員と林介護職員が同行いたしました。
出発当日の、29日の天気は概ね晴れ!!絶好の旅行日和です☀️
昼食を済ませ、少しお腹を落ち着かせた午後1時30分に苑を出発し、途中休憩をはさみながら、ゆっくりと雲仙方面に向かいます。
車内ではU様とT様の歌合戦を期待していたのですが、両氏とも緊張のせいか、ほぼ無口であったことが逆に印象に残りました。
ここで、なぜここ数年は青雲荘さんにお世話になっているのかを説明しますと、その大きな理由の一つに、この入浴が挙げられます♨️♨️
青雲荘さんには「家族風呂」が2か所備えられており、2か所同時間に1時間程度利用することができます⭐️
もちろん、リフトなどの設備はないものの、シャワーチェアなどを持ち込むことで、安全にゆっくり湯船につかることができます!!
そして、我々職員側からすると、他のお客様を気にせずに入居者様の入浴介助ができることは、とても大事なポイントです。
ちなみに、硫黄の臭いが気になり、「入らん」と言われていたN様は、結局最初から最後まで入浴され、大変ご満悦の表情でした💞
入浴の後は当然、夕食です🍴🍴
青雲荘さんを選ぶ二つ目の理由は、海と山の幸がバランスよく並べられたおいしい食事(入居者様に合わせ、一口大刻みにすることも可能)はもちろんのこと、和室宴会場に車椅子のまま入ることができるようご配慮いただいていることです。
もちろん我々も、畳を汚さぬよう傷つけぬよう、細心の注意を払うのですが、高齢者や障がい者でも利用しやすい環境を整えていただき、本当にありがたい限りです。
夕食で驚かされたのが、普段はおとなしいI様です。
苑ではゆっくりと時間をかけて召し上がるのですが、この時はいつもよりお箸が良く進み、私でもお腹いっぱいになる量を、ぺろりと平らげられました✨✨
やはり食事というものは、その場の雰囲気や料理の見た目も大事なのだと思いました^^
その日の夜は、そのI様がやや不眠気味であった以外は、皆様、良く眠られたみたいです。
O様も笑顔で挨拶して下さいました。
次の日の朝は、バイキング形式の朝食を摂った後、青雲荘玄関前で記念撮影し、スタッフの皆様に見送られながら旅館を後にしました。
青雲荘スタッフの皆様、本当にお世話になりました。
また、よろしくお願いいたします!
その後は定番の仁田峠へのドライブと、小地獄の散策(温泉たまごを食す)を経て、近くの「衣笠食堂」で昼食を摂ったのち、午後1時30分、帰路につきました。
帰りの車中では、ようやくU様とT様が本領を発揮され、T様が「瀬戸の花嫁」を唄いだすと、U様が途中からその唄に割り込み、自分が最後まで唄い切る、という黄金リレーを何十回も繰り返していました🎤🎤
N様曰く、「ずっと何か食べよった」今回の旅行でしたが、それだけ入居者様が健康であるということ、そして、誰ひとり怪我もすることなく、無事帰苑することができたことを先ずもって喜びたいと思います。
また、今回参加していただいた入居者様、快く送り出して頂いたご家族様、そして担当職員を始めとする同行職員に感謝したいと思います。
皆様、楽しい一泊旅行をありがございました。