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3.132016
*出来ることから始めよう!*~協同福祉会『地域包括ケアシステム』現地視察研修の報告~
みなさん こんにちわ。 特養喜楽苑施設長の浦岡(45歳)です。
超アナログ人間を自称しております私におきましては、この「ブログ」という所(?)は正に未体験ゾーンであり、「わっかもんがするなんじゃいろ」として無意識に敬遠しておりました。
しかし、去る3月3日、HMS主催「協同福祉会 地域包括ケアシステム現地視察研修ツアー」修了後、同行頂いた寺澤経営企画室長より、「この研修内容を、ブログで報告されませんか?」との打診を受けました。
内心、「ブ、ブログ・・・?」とは思ったものの、業務に関する依頼等に関しては、極力「できない」と言いたくない性格の私は、つい「・・いいですよ」と、少し間をおいて返事をしてしまいました。
それから一週間ほどが経った今、「ブログ作成手引き」に沿って、「わっかもんがするなんじゃいろ」に挑戦してみようと思います。
手引き通りに進めていくと、すぐに今書いている文章記入欄に入り、「意外と簡単やな」と、さも自分の力量で作成しているかのように勘違いしてしまいましたが、手引書のおかげなのであります。
では、くだらない前置きが長くなりましたが、研修報告をさせて頂きます。
今回の大きな私の研修目的は、「地域包括ケアシステムにおいて、『特養』が果たすべき役割・取り組むべきことを理解する」としていました。
研修内容は、協同福祉会 理事長による「24時間サービスと複合型施設を核にした「地域包括ケア」のモデルづくりへの挑戦と経営戦略」、特養あすなら苑 苑長による「地域包括ケアシステムの要となる「あすなら安心システム」の構築と在宅介護を支える介護の質」と題した講義と、施設(特養・通所介護・居宅・定期随時対応サービス・保育園・短期入所・サ高住)見学でした。
講義及び施設見学をするなかで、私が最も感銘を受けたことは、地域包括ケアシステム構築のため「施設から地域へ」を推進しながらも、施設介護の質を追求し続けていること、殊更、同法人が提唱する「10の基本ケア」を拠り所に、介護職員がそれを実践していることです。
ここに地域包括ケアシステムの拠点として、特養が果たすべき役割のヒントを得たように思います。
特養は職員同士が身近に働くため、介護及び接遇の基礎を指導しやすい環境にあります。
特養で学び、育ち、在宅サービスに還元する。
そしていつの日か、いろんな経験や知識を特養に持ち帰り、職員を育成する。
そんなサイクルが出来たら、地域包括ケアシステムは、より良いものになるのだと実感しました。
先ずは、「10の基本ケア」の本を特養職員全員で熟読することから始めます。
そして、この本から職員一人ひとりが何かを感じること、感じたら職員全員で話し合うこと、そして、話し合いの結果、掲げた目標に対し職員一丸となって取組み、ひとつずつ出来ることを増やしていきたいと思います。